手焼沢遡行、長手沢下降
先月末(5月下旬)足尾?の手焼沢、長手沢へ行ってきました。
いつもはどこのご家庭にもあるであろう(?)東京起点沢登りルート120を見ていますが、今回のところは下記サイトを見て行きましたので、行かれる方はぜひそちらを御覧ください。皆さんご存知のサイトだと思いますが……
2012年11月10日 足尾 神子内川 手焼沢→長手沢下降(その空の下で。。。)
時間:駐車スペース発7:00→手焼沢、長手沢出合7:15→登山道10:10→下降開始10:20→手焼沢、長手沢出合13:15
日足トンネルを日光川から抜けてすぐの日足トンネル開通記念碑のある広場に駐車しました。とても広くて10台以上余裕という感じです。
記念碑の横にある踏み跡から川へ降りました。
地形図に記載のある地蔵滝。登れないなあという感じなのでおとなしく左岸の道へ上がりました。
道で堰堤も超えたところにある手焼沢、長手沢の出合。写真中央やや左の手焼沢へ。
林業に使ったものなのでしょうか。
立派な石積堰堤と謎の文字。
水もきれいで渓相がいいです。あとツツジも咲いていていい感じ。
右の方から巻き気味に登りました。
どの滝も簡単に登れるところがあるのでひょいひょい進みます。
山行くとよく立派な根を持った木が倒れているのをみるけど、やっぱり豪雨の力はすごいんですね。
徐々に水が減っていきます。
水が減ってもきれいな景色が続きます。
水がなくなると寂しい。
水もなくなって両岸笹だらけになったので右岸側の登山道に上がります。
登るとすぐに登山道。
中禅寺湖とたぶん男体山。きれいだけど木が多くて広い範囲は見えなかったです。
半月峠の看板のあるところから下降開始です。斜面が結構急だったので尾根筋を少し先まで行ってみましたが、傾斜が緩む感じがなかったので看板の辺りまで戻って降りました。
沢型に出ました。
下から見たらものすごく簡単なところなんですけど、上から見たら降りられるか不安になって懸垂してしまいました。やっぱりロープないと沢を下るのは大変なんだろうなと毎回思います。
徐々に水が出てきますがしばらくは少なめでした。暑い。
本流と合流して水が増えてきました。
こんな感じの単調な下りです。
日差しがあってきれいだけどだんだん飽きてきました。
ドラム缶があったりピンクテープがあったりしたので地形図で沢の少し上に道がある辺りでしょうか。
きれいな滝もあるけど、どの滝も巻いて降りられるのでどんどん降りていきます。
鳥がいたところを見たら巣がありました。
手焼沢、長手沢出合着。
滝があると写真を撮るので写真は滝ばかりになりますが、全体的にゴーロというか河原というかという感じのところが多く若干単調なきらいがありました。でも渓相がいいのと一人で沢に行くと怖いなあと感じる僕にはちょうどいい感じでした。
おしまい
追記
増田宏「皇海山と足尾山塊」では手焼沢に当たる沢に関して下記の記述があったので備忘録としてここに記録しておきます。
なお、ケヤキ沢を手焼沢又は毛焼沢と記した地図・文献がある。周辺の字名が槻平であり、槻と欅は同類なので欅沢が正しい名称だと思う。欅沢が毛焼沢と宛字され、毛が手に誤転写されて手焼沢になったのだろう。
(増田宏「皇海山と足尾山塊 改訂版」p111)
追記おわり