北海道南端~西端
北海道の南端と西端付近に行ってきました。
福島町→白神岬(北海道本土南端)→旧松前線橋桁→松前→太田山神社→尾花岬の近く(北海道本土西端)
福島町
福島町は北海道初の横綱千代の山とその弟子で横綱の千代の富士の出身地らしいです。
相撲に興味がなくてよくわかりませんが、右の銅像の人はお相撲さんとして連想する姿よりスマートで筋肉質な感じでかっこいいですね。
福島大神宮からの眺め。小さな木にネットがかけてありますが、どうも鹿の食害対策っぽいです。階段にも鹿の糞が落ちていたので結構いるのかもしれません。
渡島半島とか積丹半島付近はどこも海の間際まで山が迫っている地形が多いのかな?とネットで酷道とか見ていたときに思っていましたが、そんな感じの景色が少し見られました。
白神岬(北海道本土南端)
「あなたは今北海道最南端に立っております。」と書いてある。
こっちの岩礁帯の方がより南っぽい気がしたので覆道脇からちょっと降りてみる。
岩がかっこいい。
覆道先の灯台(白神岬灯台)。Google Mapで見ていたから知っていたけど立入禁止。
Wikipediaによると「航路標識番号が最初の0001番」らしいです。灯台の番号なんでしょうかね。
航路標識番号は、4~7桁の数字で示し、光達距離15マイル以上の航路標識には国際番号(英国版灯台表に掲載されている航路標識番号に、本邦関係はFを冠した番号)が付記されています。
記載順序は、北海道南岸の白神岬灯台(0001番)から北海道を反時計回りで一周し、その後、本州西岸山口県から日本海側を北上し津軽海峡から本州太平洋側に廻り、四国太平洋側から瀬戸内海を一巡し、九州を反時計回りで一周し南西諸島から沖縄に至っています。
地元のおばあちゃんっぽい人が何かを採集しているっぽかったです。他のところでふきのとうを見かけたのでそれを採っているのかな。
灯台も見てとりあえず南端は行ったかなと思って車に戻り地図を改めて見てみたら、標識のある広場よりも、灯台の南側のほうが若干南にあるような気がしてきたのでそちらにも行ってみようと改めて車から出ました。
松前矢越道立自然公園の示すところが標識のあるところ。
灯台南側カーブ頂点付近。
地図だとこっちの岩礁帯の方がより南に見える。
広場の先の階段から降りて行こうとするとテトラポット帯を抜けないといけないのか……
と思ったら階段ありました。
結構年季の入った階段という感じで雰囲気があります。
南端に来られた気がして満足。
旧松前線橋桁
昔はJRの鉄道が松前まであったそうです。北海道は昔と比較して線路がとても減ってしまっているみたいなのでこういうのがたくさんあるんでしょうね……
道の駅に車を停めて松前城まで歩きました。
城下町ということでそういう雰囲気になっていました。
やってない!
中には入れないけど普通に外から見られました。
松前神社
国道288号 日本海追分ソーランラインにあった眺めのいいところから。雪のついた山がきれい。
同じく国道288号沿いにあった道の駅もんじゅの近くの遊歩道。
太田山神社
このビジュアルに既視感があるなと思って調べたら、とても危険な神社と言われているという記事を何年か前に見たところでした。北海道だったことすら忘れていたけど階段の斜度のインパクトが強い。
ちょっと荒れ気味の登山道という感じ。
中間地点にある祠?お堂?
下から10分15分くらい。この上がたぶん以前見て特に印象に残っている鎖のあるところだと思うのですが、若干雪が残っているし時間も15時くらいになってしまっていたので今回はここまでにしておきました。
なかなかの斜度。
車道から参道の階段までに二段階低くなっているのは軽い落石があっても落ちてきた石が車道に出ないようにしているんでしょうか。
尾花岬付近(北海道本土西端)
2018年9月中旬に到達しました。 とある北大生サークルの南からのアタック、そして断念したブログを読み、北からのアタックを決行。 難関は岬直前の絶壁のみと判断し、50メートルロープを携行し出陣! 結果としてロープは短く、完全に下まで届かなかったものの、何とか崖を降りられました。 足場を選び降下したので垂直降下できなかった分ロープは足りなかったが、崖の高さ自体は、概ね50メートルかと思われます。70あれば安全に下まで行けたかな。
Google Mapのクチコミ
上記のようなことが書いてあったのでとりあえず行けるところまで行って西端の雰囲気を味わいに行くことにしました。
太田トンネルを北に抜けてすぐの駐車スペースに車を停めて尾花岬方面。ここから直接尾花岬は見えないので手前の岬。
さっき見えた岩礁帯のところから尾花岬と思われるところ。
画面中央の岩礁をよく見ると……
アザラシ!
北海道っぽさがすごい。野生のアザラシってたぶん初めて見ました。写真撮れなかったけど、少なくとももう一匹いました。
石垣積んであったのは過去の道の痕跡か何かでしょうか。
結構来る人がいるようで途中の岩にマークが書いてあったりしました。
Google Mapで現在地を見ると尾花岬付近にいることになっている岩礁帯。
地形図的にはもう一つ南の岬が尾花岬と書いてあるように見えるのと、口コミにある画像的にも上記画像奥にある岬が尾花岬っぽいですが、地図で見ているとこちらの方が若干西にあるように見えてしまうのとここまででも結構距離があったので僕の中での北海道本土西端はここということにして満足しました。
岩がゴツゴツでかっこいい。
車に戻るときに見かけたなにかのアンカーでも打ってあったようなもの。何があったんでしょうね。
おしまい